つながり

今日の朝、車に乗ろうとエンジンをかけてアイドリングしていたら

突然エンジンがストップしました。

「えー!なんでー⁈」何回かエンジンをかけようとしてもかかりません!

これは、「タイミングベルトか?いやベルトはチェーンだから切れない、

ガソリンが回っていないな、燃料ポンプだな」

ちょっと車に詳しい私は専門的な部分が壊れたのかと思い込み、

どうしようもないなとJAFを呼びました。

JAFの人も「燃料ポンプかもしれませんね」みたいな感じでしたが、

ポロっと「ガス欠ということは考えられませんかね?」

ドキッ!考えもしなかった。

「んーーー!ありえる!!でもメモリはまだ3つ残っているありえない(半信半疑)」と

この時点で、まだガス欠でないと思っていますが、

一応給油してみてもらうと見事にエンジンがかかりました。

「おー!ガス欠だったんじゃー!」

ガソリンが入っていないという初歩的なことを見落として

自分の先入観、思い込みによって

車の故障しか有り得ないと決めつけていました。

もっと車とのコミュニケーションがとれていればガス欠になる前に

気がついていたでしょう。

もしこれが人の体だったら、患者さんだったら、

少し揺すって体を緩めてあげるだけですべてが良くなるのに、

この症状はこの部分がおかしいからだとか、

いやここでない場合はこっちだろう、

などと余計なことをして時間を費やし、逆に体を壊していってしまいます。

しっかりと技術を磨き、相手とのつながりを感じ、

ひとりひとりに的確な判断で施術ができるよう

いっぱい経験を積むことが大切です。

患者さんも早く良くなり楽になります。