一枚にかける

子どもの頃、書生大会に参加したことがありました。

大会当日、書けるのは2枚。

子どもながらに2枚目を考えるのはやめよう。
この一枚、そう思って書こうと心に決めていました。
緊張したりリラックスしようと努めたり、
1、2分の短い時間、自分の手綱を引いて
子どもなりの全集中(笑)


大人になるとパソコンを使う機会も増えて
書いて、消して、やっぱり前に戻して、
なんてことが指先一つで簡単に出来るようになって、イラストもしかり、
とても便利になりました。


でも、ふとあの頃の
一枚にかける集中力や覚悟も大切だな、
と思うことがあります。

次はない、という心で
事にあたる。

子どもの頃は自分流だったけれど
本当によいものを受け取り
生み出していくことができることを
癒し人養成講座で知る機会に恵まれた今

インもアウトも
洗練させていきたいと思うのでした。