呼吸の力

歌を習っているとき
「どんなブレスをしたかで、次に歌いだす歌がどんな歌になるか決まる」

と教わったこたがありました。

そして稽古でも
セミナーでも
同じように
呼吸が動きをつくりだすことを教えていただきました。

何をするのも同じ。
歌でも躰術でも、
普段の生活でも
どんな呼吸をするかで、
自分が生み出すもの、
創りだすものがかわってくる。


私の好きな歌の歌詞に
「簡単なことさ、歌は呼吸をすること」
というフレーズがあります。

歌うからと言って特別な呼吸をするんじゃない。
ただ吐く息に言葉とメロディをのせるだけ
たまたま言葉とメロディをのせるから歌になる。
動きをのせれば躰術に
文字をのせれば書に
色をのせれば絵に、芸術作品になっていく

いつもいつも絶え間なくしてる呼吸
そうやってのせるものを変化させ、生きている
そう、呼吸って生きていることそのものなんだ。

この世界ができたのも、
私たちが存在するのも
神様の息吹から。

それを私たちの魂は無意識で知っている。

本当の意味で自然な呼吸をすれば
自分の発するもの、創りだすものも自然になってくる。
呼吸の質を高めることで人生の質が高まる

神域で感じるあの清々しい気を自分の呼吸にすれば、
人生がかんながらになっていくのかもしれないね(^^)


きんとうん