呼吸を合わせて感じる

いつも七夕の頃に訪れる場所があります。
そこを閑に歩いていると
自分と沢山お話が出来ます。

それは、自分の内に引きこもって
というより、周りで起こることを
自分のこととして見つめていく時間。
その場所に溶け込むように呼吸をして歩いていると、

愛されることで適っている

そんな言葉が心に響いてきました。
ただ目の前にある愛を受け取る
それだけで良心に適っている。

「愛される」って受け身のようだけれど
その愛を「受け取る」自分の姿勢がなかったら
生まれ得ないもの。
「受け取ること」を自分にもっと許していこう、
そう思いました。
そうしてまた歩いていると、
いつもなら聞こえないところから
お経を読む声が聞こえてきました。
来月、お盆をむかえます。
御先祖様からいろんなものをいただいて
ここにある自分を思い
御先祖様への感謝と、
今こうして生きているから出来る役割を
果たしていくことを再確認しました。

色とりどりの短冊が
鈴なりになっている笹に出会いました。
七夕は天を近く感じる日。
曇っていても輝く星々に天の川、
雲の上にある夜空をおもいます。
満天の星の輝きと同じ輝きが
この空の下に、自分の内にあることを
グッと身近に感じられました。

心休まる場所や時間、
そこに溶け込むように
呼吸を合わせると
自分の良心との距離はグッと近くなって
安心の氣に包まれていきます。


あおさ