虫が運んでくれたメッセージ

神域で祈った直後の出来事。
一匹の虫が飛んできました。
蜂?アブ?
なんだかわからないけど、かなり大きくて、ブンブン音を立てて私の周りを飛んでいます。
そのうちどっかいくかな?
とおもっていたら、手に止まりました。

虫が得意なわけではないし、
かなり大きいし、怒らせたら刺されそう。
追い払うにも勇気が要ります。

しかも、神域で祈った直後。
これは何かのメッセージ?
そう思ってそのまましばらく眺めていると
6本の足でしっかりと私の手にしがみつき、どうやら手を舐めている様子。

私の手ってそんなにおいしかった???
かなりくすぐったいのだけれど、相手を刺激しないよう、
動かず、じっとしてると、
指の先から手首の辺りまで行ったりきたりしながら丹念に舐め
手の甲が終わると今度は手のひら、
やっと飛んで行くかと思うと、今度は右手…
うーん、このまま連れて帰るわけにはいかないし。。。
そう思っていると、やっとどこかへ飛んでいきました。

***

そのあと、今度は犬に出会いました。
人懐っこい柴犬。尻尾を振って寄ってきます。
思わずこちらも笑顔に^^
撫でたりして遊んでいると、手や顔をペロペロなめてきます。
かわいくて、その場にいるみんなもおおはしゃぎ。

でもその時ふと思いました。

犬が寄ってくると、かわいい、撫でようと思い、
虫が寄ってくると、迷惑と思う。
犬はかわいくて虫はさされる
そんな先入観が自分の行動を創り出している
でもその意識はいつどこでつくられたものだろう?

***

たとえ相手が悪意を向けてきたとしても、それを愛で返す愛手。
それを学び実践しようと思っていても、
咄嗟に出る自分の反応が、今の自分の境地そのもの。

どんなものでも受け入れ
求められたものに自分のすべてを喜んで与えつくしていく
そう思っていても、まだまだ自分の中には
自分で良しとしたものだけを受け入れ、
与えたいものだけを与えたい
そういう意識が当たり前のものとしてまかり通っている
当たり前すぎて自分では気づかないものがたくさんある
だからこそ、こうして外の世界と繋がることで、それを教えていただいている
それを見せていただいたように思いました。


目の前に起こる一つ一つの出来事が、本当の自分をみせてくれている
そのひとつひとつを大切な成長の機会として
神様の愛を学び真似ていこうと思います。


きんとうん