お家で座って癒やすにしても、
稽古中のその真っ只中で癒すにしても、
嫌や嫌や~という感情に飲み込まれないで、
自分が怖いと感じていることを自覚します。
認めるっていうのかな。
自分の恐怖を認めるには、
自らその恐怖に入っていかないといけないので、
そこが一つ頑張りどころ。
その為の方法は色々教わっていますが、
簡単で効果的なのが呼吸です。
呼吸で体をコントロールする精度が上がるほどとても楽にそれができます。
一度その経験をすると、恐怖と向き合うことがそれほど恐怖じゃなくなります。
そうなんです。
原因となっている恐怖もあるけれど、
それ以前に恐怖に向き合う恐怖というのがある。
そこはもう
絶対に越える(癒す)!という強い意志と、
最初の一歩を踏み出す勇氣。
そしてその勇氣は自分の持っているツール(例えば呼吸)を信頼しているからこそ生まれてくる。
自分にはそのとっても頼りになるツールがあるから大丈夫!となるわけです。
それがなければ、ただ闇雲に勢いで飛び込むと、
あっという間に飲み込まれてしまう。
だから私は稽古をします。
そのツールが最強の鉾と盾になるように。
そうやって恐怖に向き合い感じたら、
そこで止めず体中にそれを広げていきます。
受け入れるっていうのかな。
順番にじわじわ広げていくと広がっていかないぶつかる場所が何か所も出てきます。
その都度持っている最強のツールを使って広がることを邪魔している塊を溶かします。
溶かしたものも一緒に全身に広げていき最終的には天地に返していく。
と、一つ恐怖を乗り越えられたね^^
みかん