成長の絡繰り

先日行われた勉強会
仲間の一人が、自分の悩みを「みんなの課題」としてシェアしてくれました。
その課題について、一人になってからもあれこれ考えていると
あることを思い出しました。

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以前、とあるコミュニティーに参加した時のこと。
まず初めに感じたのは、「入りにくい…」「いづらい…」「すぐやめちゃうかも」
(^^;

別に無視されるわけじゃない、いじわるされるわけでもない
一人一人はみんないい人だし、“いやなやつ”もいない。
でも感じるこの「入りにくい」かんじ。
なんだろう???
そのとき感じたのは「仲良しクラブ」的なみんなのまとまり感。
それがとっても入りにくい感じがしたんだったなあ。

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その“まとまり感”
今から思うと、入りにくいその雰囲気は“場”というものだったのかもしれない。
今までに感じたことのないその雰囲気。
目には見えないけれど、温度や、色、速さ、やわらかさ…
その場の空気が、自分の肌とピタッと合っていない
無意識でそんなことを感じ取っていたのかも知れません。

「やめちゃおうかな。。。」
何度もそんなことを思いました。

でも、そこでいつも私をつなぎとめていたのは、
「何のためにここに入ったんだっけ!?」


そのコミュニティには、ある目標がありました。
私はその目標に魅かれ、私もそれを目標に、そのコミュニティに“試験”を受けてまでいれていただきました。
同じ目標をもっていても、だれでも入れてもらえるわけではありません。

だから、
それを思い出すと、
「その目標に向かって進めることが幸せ♪」
そう思えて、またその原点に立ち戻って、
目標に向かって進むことができました。

そして、気づけば、いつのまにかメンバーとも仲良くなり、
その中で、重要な役割を任せてもらえるようにもなっていました。

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私が入ったあとも、新しく入ってくる人、去っていく人、
いろんなことがありました。

今思うと、
そこに入ってきた目的が合っている人は、いつの間にかそこに溶け込み
目標にそっていることはうまく事が運ぶ。

目的が違う人は、なんとなくなじまず、いつの間にかいなくなり、
目標に沿わないことは立ち消えていく

そんな気がします。

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新しい人を迎える側にも
「やりにくい」と感じることがあります。

新しい人が入ってきたとき、前からいる人には、
その“場”の空間が“ゆがむ”ような感じがします。
いわゆる波紋のような感じといってもいいかもしれません。
大きい波紋、小さい破門、激しい、やわらかい…、
いろんな波紋が広がります。

でも、同じ目標に向かっていると、その波紋ははがてその“場”になじんで、
いつの間にかその場は元通り。
“場”がしっかりしていれば、並大抵のことでは崩れたりしないのです。

宗家がよく
「AKBは競っても雰囲気悪くならない」
とおっしゃいますが、
目的がおんなじだと、その“場”はしっかりしてるから、何があっても大丈夫。
ましてや、きゆるぎにはその“場”をしっかり支えてくださっている宗家がいらっしゃるわけですから、そんな心配はないんだな
そんなことを思いました。

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目の前に
いらっとすること、むっとすること、心配なこと、予期せぬこと。。。
何か起こると、あっというまに目標はどっかにすっとんで、
頭の中はそのことにのっとられいっぱいになってしまう
(つまり、センターに居続けられていない状態ですね(^^;)
けれど、目的を思い出せば、必ず元に戻れる

もし目的がちがったんだな
って気が付いたら、目的を変えればいい。


自分の体を動かしているのは自分の心

心と体の関係を見直すきっかけとなるのが、目の前に起こる“悩み”
そうやって、いつも心と体の関係を見て直していくことが“成長する”
ってことなんですね(*^^*)

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素敵な課題をシェアしてくれた仲間に、
いっしょに学んでくれている仲間に、
成長の“場”をつくって、ゆがみを直しつづけてくださっている宗家に
ありがとうございます!!!


きんとうん