氣配りの効能

職場で、ある女の子の成長ドキュメントの番組、成長するやり方を学ぶという事で見る、という機会がありました。
 
 
主人公の女の子は、アルバイトは、一度しかやったことなく、コーヒー店で働きながら、気持ちをレポートする、というコンセブトで接客業に少し緊張ぎみでした。
 
 
 
その女の子の頑張りはもちろん凄いと思いましたが、
 
私自身は、お店で指導係として、その女の子に教える、という人達のことも印象に残りました。
 
 
お店をよりよくする為、指導者する側もされる側も、一所懸命でしたが、とにかく接客とお店の仕事内容に、必死の女の子が、失敗し、たくさん教えてもらっても、できない、と悩む姿、確かに、かけだしの新人の頃はそうだった、とも思いました。
 
 
教える側は、早く一人前になってほしくて、あらゆることを教え、できているか常に氣にしているようで、
 
教えられる側は、頭でわかっても、必死すぎて、接客には大事な笑顔ができずにいるようでした。
かなり、緊張感がある場面でした。
 
それをみた店長が、女の子に、一つアドバイスしました。同時に色々やらず、まずは飲み物を美味しく作ることに専念し、その後は、1時間ごとに目標を定めてみましょう、と。
 
 
そして、見事、作ることに慣れ、自信が芽生えた女の子は自然と笑顔も増え、接客もスムーズになりました。
 
 
ドキュメントになるだけあり、舞台になったお店はとても繁盛しているらしく、そのお店の店長は、氣配りで有名な方との紹介でしたが、まさしく、店長のアドバイスのおかげで、女の子は自信を持つきっかけを得たようでした。
 
 
 
お客様に対する氣配りも、とても素晴らしいものでしたが、行き詰まった人に対する、この絶妙なアドバイスも、お見事!と思いました。
 
 
 
相手の状況や氣持ちを理解した上での絶妙さ、
 
私自身もぜひ見習い、人の心に響く言葉や行動に繋げたいと思いました。
 
 
           eye