内側から外側へ

よく、稽古をしているとき、手や足、からだのどこかに意識がいっていないことがあ
る。
どうやったらその部分に意識が行くか、どうやったらつながるかな
っていろいろ試してみる。

つなげようつなげようって思うけど、
あれ?
そもそも、手も足も、はじめっから手や足があって、後からくっつけたんじゃない。
もとは一つ。自分の中心から生まれたもの。
目の前のこの人も、あの人も
自分だって、
もともとひとつ。
宇宙の中心からうまれたもの。

だから、バラバラなものをあとからくっつけるんじゃない。
自分の中から
宇宙の中心から
つながっているんだ、って思い出すだけ。

できごとがあって
それを受け入れるじゃなく
できごとは自分からうまれたもの

いつも内側から外側へ
そう思えたら、つなげようとしなくても、
心も体もあの人ともこの人とも、
自然とつながっていくきがする


きんとうん