その大丈夫、本当に大丈夫?

その大丈夫は大丈夫?

少し前に、体調を崩しました。

何か大きく体調を崩すような出来事があったように感じていなかったけれど
いつの間にかとても具合が悪くなっていた

自分ではそんな感じでした。


でも、心も体も、必ず「辛いよ~」というサインを出してくれてきたはず。
それに気づかず、「大丈夫!」
と思っていたり、
気づいても、「大丈夫な振り」をして、ため込んできたのです。

この機会に、
隠している不調や痛みを、
全部明らかにして、解決してしまおう!
そう思いました。

※※※

まずは
ほんとは痛いんじゃない?
つらいんじゃない?
怖いの隠してない?
と、自分に問いかけながら、
今まで以上に繊細に自分の中に起きていることを感じてみます。

今までなら
「いや、そのくらい大丈夫!」
と思ってきたことも、
「ほんと?」
と何度も問い直してみます。

すると、
こんなことで辛いって言っちゃいけない、という思い込みや
辛いって言ったら、仕事がこなくなっちゃうんじゃないか、という不安など、
痛みを感じることを許していないことに気付きました。

とにかく全部許そう、そう決めて、
一つ一つ痛みを感じようとしてみると、
次第に、
体のこの辺り、なんか違和感があるな、
と、
なんとなくでも、今まで感じられなかった心や体の緊張が感じられるようになってきました。

***

感じられたら、それを封印するのではなく、
原因を探り、解決するために必要なことをやるようにしていきます。

そこで選んだ必要なことは、
今まで選んできたものと、全く違っていました。
痛みをため込んできたのと、解決する方向ですから、
真逆といってもいいかもしれません。

そうやって少しずつでも、痛みを隠すのをやめると、
こんなに頑張っているのに!という文句や
認められたい!という思いが減ってきて
とても楽になっていきました。

***

心にも体にも、痛みがなくなっていくことは、とても素晴らしいことですが、
そう思うあまり、
本当は痛みがあるのに、無いことにしようとしては、
かえって痛みは増え、
取り除くのは、何倍も何十倍も大変になります。

また、痛みがため込まれるということは、
文句が増えていくということです。

自分や周りに向けられた文句は、
さらに痛みを創り出してしまいます。

自分が感じている「大丈夫」を見直し、
「本当の大丈夫」に変えていけるよう、
続けていこうと思います。


きんとうん