遠慮のかたまり

関西では、

みんなで食事をしている時にお皿に残る最後の一つを

“遠慮のかたまり”と言います。

 

使い方としては、

「遠慮のかたまり誰か食べ~」

とか。

 

でも私は知っています。

 

“遠慮のかたまり”のちょっと悲しいことを。。。

 

みんなが遠慮してなかなか手をつけられないまま残ったものは、

結局もったいないので帰る間際に誰かが食べることになります。

 

そのお料理が作られてから時間も経っているので、

冷えてるし、ちょっと乾燥もしてるし😅

 

どうせ食べるなら一番美味しい時に食べたほうが、

食べる人も食べられるお料理も幸せなはず。

 

“遠慮”って何となく美徳なイメージがあるけれど、

実はそうでもないことがけっこうあるように思います。

 

物でも出来事でも、

ベストなタイミングがあると思うのです。

 

だから遠慮してそのタイミングを逃すなんてもったいない。

 

ましてやそれが本欲しいものであるなら尚更です。

 

 

 

みかん