窮地に立つと見える大切なもの

忙しい日が続いていた時のこと。

締切りに追われ、
時間がない!
体力も限界!
睡眠時間もこれ以上削れない。。。

となってくると、
普段何気なく行っていたことも、
取捨選択するようになってきます。

毎日欠かさずやっていたことも、
これ、本当に必要?
と自分に問いかけ、

あーこれは自分の拘りだったな、
そう氣づいて、やめる絶好のチャンス。


本当に余裕がなくなると、
本当に大切なものを選択するようになるのです。

 


そういえば、
以前、そのような経験がありました。

そのころ、チームで仕事をしていたのですが、
なかなか意見がまとまらず、お世辞にも協力的とは言えない状況。
仕事も捗りません。

しかし、
チーム解散の危機、しかも、多大な責任がのしかかってくる状況に陥った途端、
みんなが一致団結し、
今までにない見事な連係プレーができたのです。

それまで、
それぞれが握りしめていた拘りを手放さないと
本当に大切なものは掴んでいられない、逃してしまう、
結果誰も幸せにならない、そんな、窮地に立つことで、

本当に大切なものが自然と分かり、選択できたのです。


本当は、そんな窮地に立たなくても
普段から氣づいて選択を変えられれば良いのですが、
人って困ったことが起きないと、なかなかそれができないもの。
窮地に立ってすら、いやーこれだけは!
と手放せないことすらあるくらい、
根強い執着があることだってあります。

だから時々そうやって、
人生が左右するような、
時には命に係わるくらいの窮地を与えて、改めるチャンスを神様がくださるんだな、
そう思いました。

 

今回も、
大変な状況のお陰で、自分が何を変えたらよいか、はっきりと教えていただきました。

のど元過ぎても、その大切なものを見失わないよう
しっかりと拘りを手放していきたいと思います。

 

きんとうん

 

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