山を静かに歩くことが好きでした。
静かに歩いていると
いろいろ教わることがあるのです。
自分の成長具合によって受け取れるものは
変わりますが
尽きることなく感じることがたくさん。
一つの大きな岩だと思っていたら
それは沢山のいろんな形の
種類の違う石の集まりで、
一本ずつ天高く伸びているように
見えていた大木は
足元で岩やお互いや他の草木を抱いて
支えあっていました。
とてつもなく
大切なことを
教わったようで
これをどうあらわしていったらよいのかと
ただただ圧倒されました。
個にこだわりが残る
それがしみついている自分を
さっさと終わらせて
このように
なっていきたいものだと思いました。
また次には
違うことを教わるのかもしれない。
今はこれを受け取ります。
ありがとうございます。
と、神さまの懐をあとにしました。