「自分の人生を生きる」

「旦那がこうだから」「職場がこんなだから」「家のしきたりがこうだから」
「彼がコレがいいって言うから」「あなたがこうしろって言ったから」
「世間的に、こうゆう決まりから」。。。

それに振り回されて右往左往してしまっていた塾生をみて、
しばらく黙って話を聞いていた宗家が、ポツリ・・・


『それ、誰の人生を生きてんの?
ちゃんと、自分の人生を生きな。』


自分の人生を生きるという意味が分からず、右往左往していたかつて私。
誰かが褒めてくれたから、嬉しくて機嫌良くなったり、
周りが認めてくれないと、自信が持てなかったり、
人に優しくされないと、自分も優しくできなかったり、
家族が健康じゃないと、私も幸せじゃなかったり…

そうやって生きてた時って、ま〜、不自由で、つらかった〜!(T△T)
いつも心のどこかに不安があって、感情に流されて不安定だし、体だってガチガチ(>_<)
今ある幸せに感謝する事よりも、文句ばっかり言ってました。(-_-;)


『周りの事にとらわれんのは、自分の人生を生きてないからだよ。
人のことなんて関係ない。
自分がどう生きるかだから。

それでも、もしどうしても人のこと言いたくなった時は、
それを笑いに変えて、明るく笑えるように話すんだよ。
悲壮感たっぷりで暗〜く話して、聞いた方まで暗くなっちゃうような話し方じゃなくて、
聞いた人がクスッて笑えて、明るくなるように話すの。

その、笑いに変えるって作業が大事。
そうやって、楽しく考える癖をつけることが、すごく大事なんだよ。』


この日、稽古会の帰り道、少し遠回りをして気持ちのいい春の夜風にあたりながら、
のんびり歩く宗家の後姿を見て、
「自分の人生を生きる」って事を教えて下さった宗家に感謝の気持ちでいっぱいになりました。(*^^*)

みどりん