言い訳をやめる

「そんなつもりじゃなかったんですけど…」
「いえいえ、そうじゃなくって、私的には…」

などなど、言い訳をしたくなる時って、
要するに、「自分は間違っていないー!」と言いたい訳で(^^;)。


ある時、私は言い訳をするのを止めようと決めたのです。

「私は間違っていない」を、「私、間違ってたかも!?」に変えてみる。
「やってるつもりなのに」を、結果が伴っていなければ「本当はやっていないです」に変えてみる。

それは初めは勇気のいることでした。
なんとか誤魔化したかったし、認めるのはカッコ悪いし、プライドが許しませんでした。

でも、言い訳という鎧を重ねに重ねてがんじ絡めになっている自分を手放そうと決めたのでした。

だからと言って、何でもかんでも「そうです、私が全て間違ってるんです」って居直るという話では全くなく、
それは、自己探求をストップさせ成長を止め、被害者意識全開で相手を攻撃しまくるやり方です。

そうではなく、
ある状況で、ついついこれまでの条件反射的に「そうじゃなくて!」と言い出しそうになった時でも、
そこで「待てよ、なんで私はこの状況をつくり出したんだ?」と自己探求の題材として、有難く受け取っていると、自分の意識の方向性が変わり、物事の捉え方が変わり、起こる出来事が変わり出したのです。
そして、なんだかとっても楽ちんなんです♪だって、鎧を着けなくてもいいのですから。


私がよく拝読している作家さんがいて、その作家さんはバイタリティーがとてもあり、様々な分野で活躍するクリエーターでもあります。
その方が、一人ではお仕事の手が回らなくなり、スタッフを募集した際に、採用か否かを決めたのが、
「自分が間違ったと思った時に、素直に謝れるか?」だったそうです。

それは例え話ですが、
私自身、一言の言い訳が、とんでもない事になってしまったという苦い経験があります。
とっさに、自分を否定されたー!という意識が自分を占領し、なんとか取り繕おうと言い訳をしてしまったのです。
取り返しのつかない程、重大な事だと分からずに・・・。


「自分は間違っていない!」から、
今の人生を変えたいと思ったら、今の自分のやり方が「間違っているんだ」と素直に受け入れ、そして、素直に教えてもらう。
その事の大切さを知ってから、

言い訳をやめると運気が上がる
言い訳をすると運気が下がる

そんな標語が、自分の引き出しに入っています(^^*)

みどりん