重み

重心、手足の重みを相手に伝える、という稽古を武道で行っています。

相対して稽古していると、とてもよくわかりますが、重みは、緊張や強張りのあるところからは生まれてきません。リラックスして、フリーに動いているところから、手足の本当の重みは生まれてきます。

言葉にも、言霊、というように、言葉に重みがあり、力が宿りますが、それは言葉による真の重みが相手に伝わっている状態でもあります。

余分な力、緊張を抜いて、リラックスしている、というのは、簡単なようで奥が深いものですが、バラバラに勝手に動く手足ではなく、体が中心の意識とお腹に繋がるように、日々、練っていきたいと思いました。

eye