自分の身体もプロデュース

私の仕事は

古い家の中身を解体してまるっきり新しい形に造り変えるという仕事です。

まずはお客様がいて設計士さんがいて、現場監督、大工さん、電気屋さん(私の担当)

水道屋さん、壁紙屋さん、お風呂を造る人、最後にクリーニングする人、

他にもたくさんの人が携わって出来上がります。

このたくさんの人のまとめ役が現場監督(プロデューサー)です。

現場監督はいろいろな業者さんの役どころをうまく回して

一つのものが順調に出来上がるようにプロデュースします。

各業者さんのも自分がこれまでやってきた経験を十分発揮して

お客様にいいものをお届けするのに知恵を絞り仕事をします。

こうして現場監督のもと各自が自覚をもって仕事をしていくと

素晴らしいものが出来上がります。お客様も大喜びです。

 

自分自身の身体に置き換えてみると

細胞が生まれ変わりいつも新しいものに造り変えてくれています。

血の巡りをよくしてくれる水道屋さんや、神経系をつかさどってくれる電気屋さん

身体の中にはいろいろな業者さん(内臓など)がいて

身体をうまく回そうとしてくれているのに

自分自身の身体のプロデュースをおこたって

痛いところや病気を老朽化のせいにしたり

動けなくなったのを年式のせいにしたり

自由にならないことを何かの理由をつけては野放しにしてきました。

自分の身体の声をしっかりと感じ

身体をゆるゆるにして楽に動かせるよう

自分の身体をしっかりとプロデュースしていくと年齢や性別、

運動神経なんか関係なくいつまでも元気な身体でいられます。

神様も大喜びです。