アクションで有名な俳優さんが、アクションのコツを教える、という番組があったらしく、それを目にする機会がありました。
全てを見たわけではありませんが、自分自身の動きをコントロールする、という点では、魅せるアクションと武道は共通するのだと、その時は思いました。
映像に残す、という点に置いては、カメラがどこにあるのか、どうしたら、カッコよく映るのか、それも考慮しての動が必要なようです。
自己のコントロール、とは、あらゆる分野でも大切なこたなのだとも思いました。
体を思うように動かすのは、簡単なようで奥が深く、イメージ通りに動くには、動きの訓練や練りが必要です。
また、体を上手くコントロールする、とは、いかに上手くリラックスできているかというのも重要な要素になってきます。
リラックスは、自己コントロールでもあり、動きの質はもちろん、意識の運びにも影響し、人生を整えていくキーポイントとも言えます。
また、コントロールをしていく為には、体の面でも、心の面でも、その力の源がなんであるのか、常に己を見続けるという事にもなります。
武道で人を動かす技、というものは存在しますが、技そのものにこだわると、その場面にしか使えないものになりますが、リラックスした動き方で相手を動かす事ができると、動きに応用が効き、本質的に、相手と戦ってはいないのに、なぜか、動かすという事ができます。
人生でいうと、誰かに何かを言う時、相手の望む答え、というのも、もちろんありますが、動かす為に、強い言葉で無理やり話すと、争いなどがおき、よい事はおきません。リラックスできていると、自然に言ったようでも、それが相手の心に響くようになります。
それは、よくよく自分を観察すると、動きの中に現れていて、ここが自分が緊張してしまう場面、緊張してしまう動き、とわかる事があります。
まだまだ、私自身も道の途中ですが、あらゆる分野においても役立つ、コントロール力、さらに磨いていこうと思っています。
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