食材が余ったということは。。。!?

お料理をしていたときのこと。
食べ終わって、後片付けをしながら、ふと、買い物袋を覗くと
使おうと思って買ってあった食材が、残っていました!

「あ”~入れるの忘れた。。。」


氣づかなければ、美味しく頂いていたのですが、
氣づいてしまうと、なんだかとっても残念。。。


また別の機会に使おう。
と、一先ず冷蔵庫にしまいました。


***


こういう経験、だれでも一度や二度、あるかもしれません。
あ~やっちゃった。で終わらせることもできたのですが、
なんだかちょっとイヤな氣がして、
そのとき、自分の中で、どんなことが起きていたのかを思い返してみました。


もちろん、
美味しいお料理を作ろう!
喜んでもらいたい(*^^*)
そんな氣持ちで一生懸命作っていたのですが、

そんな思いとは裏腹に、
「そのくらいでいいんじゃない?」
「そこまでしなくても」
「そんな感じで十分」
そんな、悪魔のささやきが時折響いていたのです。


それは料理をしているときに限ったことではありません。
仕事をしていても、
稽古をしていても、
休んでいるときでさえ、

最高のものを全身全霊で提供し
最高のものを全力で受けとる

そういう意識から外れ、
“ほどほど”
のところで手を抜いてしまう自分が顕かに感じられました。


***


これはいか~ん!!!
そんな意識では、自分の人生だって
“ほどほど”になってしまいます。
これは大問題です!!

それ以来、
自分の行動を今までよりもじっくりしっかり観察するようにしてみました。


すると、
行動の端々で、
「このくらいでいいか」
と、
持っている力を出し切らず、取っておこうとする自分に出会いました。


***


「このくらいでいいんじゃない?」
といういう悪魔のささやきを耳にしたとき、

ちがう!
そっちじゃない!

お腹にぐっと力を入れて、
自分を取り戻します。


すべてを出し切ってしまうと無くなってしまう
そんな恐怖が浮かび上がってきても、

意識を奪われないよう、氣合を入れて、
自分が持っている最高のものを出すよう努めます。


そうやっていると、

いつかのあのとき、手を抜いてしまった自分の行動を
今やり直す機会をいただけたんだ!

そんな感謝の氣持ちとともに、
力を出し切る勇気が湧いてきました。


***


仕事をするときも
遊ぶ時も
休む時も
いつも全力で^^

そうやって創った人生は、
きっと生き生きと輝きに満ちている事でしょう。


今までの自分には無い感覚ですが、
氣づくごとに、あらため、人生を進めて行こうと思います。

 

きんとうん