自分のことが愛おしくなる解剖生理(免疫編)

今、世界中で感染症が大流行しています。

でも、実は、私たちの身の周りには、ウイルスどころが、細菌、真菌、原虫、寄生虫などなど、数え切れない程たくさんの目に見えない微生物がいて、

いつも、その無数の微生物達は、我々の体内への侵入を虎視眈々と狙っています(OvO)

 

 

それでも、それらに負けることなく生きていられるのは、

体の中の、免疫部隊が働いて、守ってくれているからなんです!

 

私たちには、

体を守ろうとする仕組みが備わっています。

それが、「免疫」

「疫病から、免がれる(まぬがれる)」という意味ですが、

知れば知る程、私たちの中の特殊部隊の、とんでもないハイスキルな能力や連携力には、感動させられます。めちゃくちゃカッコイイです。

今日は、その「免疫」について、少しだけお話ししようと思います(^ ^)

 

 

免疫の働きを担う細胞は、血液の中のおもに白血球

 

白血球の中でも様々な種類があり、それぞれの任務があって、

全身の血管の中を流れ、各所でミッションを遂行します。

(必要とあらば、血管の壁を通り抜ける事もできる!!)

 

 

免疫の大きな2つの働きは、「自然免疫」「獲得免疫(適応免疫)」。

 

◆「自然免疫」は、

体内にバイキン怪獣が入ってきたら、

すぐに出動し、やっつけてくれる速攻部隊です。

そのハイスキルな能力やスペックの高い技術力・・・

私の中のBGMは、映画『ミッション イン ポッシブル』。(//∇//)

 

◆「獲得免疫」は、

充分な準備をしてから働く頭脳派部隊。

自然免疫ががバイキン怪獣と戦っている間に、相手の情報を収集しインプットして、

準備ができたら、自然免疫と一緒に戦いはじめます。

 

獲得免疫は、初めての相手だと、出動までに時間がかかりますが、

でも、同じ相手と再び出会ったときには、

「お前かぁーーー!」とすぐに戦うことができるんです。

それは、前の決戦の時に、相手の情報をインプットしてあったからなんですネ。

かしこ〜い!!(*≧∀≦*)

 

 

 

その他にも、免疫特殊部隊には、

 

免疫の育成機関があったり、

総司令官がいる司令塔があったり、

強力なサポート部隊がいたり、、、

 

 

体の中では、今、この瞬間も、免疫に関わる多くの細胞たちが、

私たちの健康を守るために、休みなく活動してくれています。

 

 

チャッ、チャッ、チャーラ、

チャッ、チャッ、チャーラ、

チャッ、チャッ、チャーラ、

チャッ、チャッ、チャーラ、チャララー♪

                映画『ミッション イン ポッシブル』より

 

 

 

みどりん