遊び心

人生を歩むにあたって遊び心、というのは、人生を彩り楽しいものにするとても大切要素です。

 
 
私自身は、真摯に真面目に物事に取り組むというのは、わりといつも行っていることなのですが、楽しく行っていることがあるかというと少し疑問でもありました。
 
 
最近、ふと考えたのは、どんな分野でも一流の人達は、自分自身を追い込む集中力やストイックさをとても持っていますが、同時に遊び心を持っていると、それがとても魅力的だなと思いました。
 
遊び心、それだけが一人歩きすると、ただその場を適当でも楽しく過ごせればよい、といういいかげんさにもなってしまいますが、そうではなく、
 
真摯に向き合うストイックさを持ちつつも、周りも自分もリラックスできる、例えば、緊張でガチガチになってしまった相手が目の前にいたら、それをちょっとした遊び心のある言葉や行動などでリラックスさせてあげる事ができると、それは、その人の素晴らしい魅力にもなります。
 
 
例えば私自身、昔は仕事の場で趣味の話をしたりすることはほとんどなく、周りの同僚とも仕事の場所ではその話をする、という感じで過ごしていたので、かなり硬い表面的な人間関係だったようにも思います。
 
 
最近は、休み時間などに同僚達とエンターテイメントや趣味の話をするようになり、相手の話を聞いていると、仕事の話だけではわからなかった考え方や趣味趣向もわかることがありました。今思えば、エンターテイメントの話をする事で相手も心を開いてくれたから、とも思います。
 
以前は、ストイックに物事を進めていれば、なんとかなる、というものが自分の中にあったのですが、それだけでは自分自身がただ固いだけの人物で人生つまらない、相手も心を開くのは難しい、と思いました。自分自身も遊び心を持って、余裕を持った心持ちでいた方が、自分自身も楽になり、周りもビリビリした緊張感だけではなく心を開いてくれるのだな、とも感じます。
 
子供のように無邪気な発想や遊び心、自分の心を解放することも、時に、誰かをリラックスささて心を開いてもらう、素晴らしいツールになります。
 
 
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