共に成長する

後輩を育てる・・・


耳障りの良い言葉のようですが、
自分のことを振り返ると、これがなかなか手強く…(><)


一定のところまでは、先輩風を吹かせ惜しみなく持っているものを与え、せっせと育てることに精力を注げるのですが、
あるラインでストップがかる。

ググッと何かが疼く。
それは、「自分を超えられたら困る」という間違った信念が占領してしまっている瞬間です。

例えば、後輩が、
自分より帯が上になったら…、
すごく稼げるようになったら…、
魅力的になって、自分への愛情も全部その人のものになったら…、
自分のポジションがその人のものになったら…、とか、
そう思うと、
「ここまではオッケーだけど、ここからは絶対に譲りたくない!」そんな思いがググッと心を固くさせます。

まーー、
私は、人生の大事な岐路で、ここの“ググッ”を解決せず、「そっちじゃないよ!」という方向にだいぶ行ってしまったという大失敗があります。
まーーーーー、
本当にここで道を間違えると、取り戻すのが容易ではありません。自分だけでは贖いきれないです。

そんなストップがかかったら、
カッコつけずにちゃんと感じきって、そのググッときているのは、自分の中のどの自分?(本来の自分ではないのですから)
どんな間違った信念がつくられてしまっているのか?それはいつつくったものなのか?を探って、
自分の中の自分自身を成長へと幸せへと導いてくれる存在に聞けばよかったのです。
そうしたら、
「後輩が自分より優秀になっていくことを許しなさい」
と言ってくれたに違いありません。


そんなお話を宗家にさせていただいた時、
懐かしそうな表情を浮かべられながら、

「それが出来たら、すごく楽だよ^^」

そう仰いました。その言葉の響きの深さに、
歩む道の遥か先を行く宗家の、随分昔の足跡を感じさせていただいたみどりんでした(^^)


みどりん