軽やかでいる

私は、日頃、電車で移動しています。駅によってはかなり人が多く、歩きづらいと感じることもよくあります。


そんな中、あまり、人にぶつからないなと思うのは、大抵、若い中高生などの学生さん達です。彼らは、身軽で軽やかのか、荷物を持っていても、人にそれほどぶつかることなく、上手く避けていることに気づきました。

電車の中でも、老若男女、たくさんの人達がいますが、ぶつかりそうになると、上手くよけるのは、やはり若い学生風の人達がほとんどです。


武道の稽古でも、人をうまくよけて、呼吸や体のコントロールをしていくということに取り組むこともあります。中高生達は、脳や体が柔軟なのか、ぶつかる前に自分からよける、という場面をよく見る気がします。面白い違いだな、とも感じます。



気持ちの面でも、体の使い方でも、日頃から意識して動かさないと、数年、数十年後に違いはさらに、明確になってくるのでは、とも思います。


昔の自分自身を振り返ると、その時は今よりも体は固く、考え方も固く、体と心、考え方も、柔軟ではなかったと思います。


柔軟性を意識して、武道の稽古にも取り組むことで、以前よりは、柔らかくなり、仕事などでも、融通をきかせる柔軟性は昔よりはよくなってきたかと思います。


ただそこで終えずに、さらにその先、武道の稽古でも教えていただいているように、全身が連動していて、パワーもある、身体、意識の使い方を目指そうと思います。


            eye