体と心

体の自在性、コントロールが上手くできる、ということは、心のコントロールも上手い、という事でもあります。


この現実の世界では、私達はありがたいことに、肉体をもってさまざまなことを体験することができます。それは、肉体、体のコントロールを必ず行う、ということでもあります。


温泉に入ってリラックスして、ふえ〜となっている時に、ああだったから、とか怒っている人はいない。

 

 

それは、師匠から教えていただいた事ですが、それを聞いた時、確かにそうだ、と思いました。

 

体がリラックスしている時は、心もリラックスしていて、感情も安定しています。もちろん、その逆もあり、体が緊張している時は、心も緊張していたりします。

 

 

体と心の状態は一致しています。だからこそ、体をうまくコントロールしていくことは、心の状態をコントロールしていく事にもなります。

 

目に見えない心を安定させる、コントロールする、とは難しいことのようにも思えますが、まずは、目に見える現実の自分自身の体を整えて、コントロールしていくことから行うと、自然と気持ちも落ち着いきて、心も整えていく、ということがイメージできるようになってきます。

 

まずは、目に見える体から整える。これを学ぶ前と後では、私自身も、明らかに気持ちに違いがあります。目に見えない、心や感情は暴走してしまえば、どうにもならないのではないか。学ぶ前は、どこかでそう感じて、不安になっていた事もありました。

現実にある、肉体からゆるんだり、リラックスしたり、整えていく、という事を知り、始めたら、落ち着くことができるようになりました。当時は、コントロールする、という概念も持っていなかったので、これだけでも、自分にとって大きな一歩となりました。

 

忙しい年末年始にこれからなっていきますが、体と心を安定し、整えていくことは、いつも意識して過ごそうと思っています。

 

 

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