体と心のコントロール

体をコントロールする、ということは、自分自身の現実世界、それに伴うメンタルもコントロールする、ということでもあります。
 
 
手足とは、本当にありがたく、自由に動かしたり、力を入れたりすることができると、一見、自分自身は体をコントロールできている、と思ってしまいがちです。
 
ところが、ちょっと足をあげて、片足立ちをやってみると、フラフラして、バランスが取りづらかったりします。余分な力を入れずに体をコントロールする、というのは、簡単なようで、奥が深いことです。
 
体と心が一致している、という前提で考えると、少し何かの負荷がかかった時に、バランスがうまくとれないのなら、心もそれに引っ張られてしまうことがほとんどです。
 
今は、メンタルを安定させるためにも、運動して体を動かすのがよい、ということが、科学的にも証明されています。
 
目に見えない心を安定させる、それだけに取り組むのはかなり難しいことですが、体を安定させるとなると、方法を考えることができます。
 
私自身も、武道で稽古をする、ということが普通の状態になってからと、何も行っていないその前とでは、様々なことが変わりました。
 
もちろん、それは一生をかけて練っていくものでもありますが、以前の、人の顔色、機嫌を伺って、それに左右されていた時とは根本的な考えが変わりました。
 
人生は自分次第で変えていけるからです。そして、体や心も、物事がおきてから流されて右往左往するのではなく、自分自身でコントロールすることは可能です。
 
人生に変化を望むのなら、まず、体を変えていく、自分でコントロールできるようにしていく、ということはとても大切です。
 
 
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