越える時

人生に悩みや問題がおきた時、それを越えてしまったら、あとから振り返った時にそんな事で悩んでいたな、と心から思うことができます。
 
かつての自分と同じように悩んでいる人には、それを超えるためのアドバイスもできるし、見守って力を貸す事もできます。
 
 
その分野に関しては余裕があり、自分の中にこれは大丈夫、という自信も生まれてきます。
 
反対意見や反発するものに出会ったとしても、本当に越えていれば、それは自分の内面を探る機会にはなりますが、とくに、それとぶつかる必要はなく、ぶつかってきたとしても、うまくかわしたり、気にすることもなくすんなりと流したりもできます。
 
 
その余裕ことがその分野における自信そのもので、自分が本当に信じることと、真理が一致している状態。誰におびやかされることもない状態ともいえます。
 
 
それがないところでは、強い力や強いものに、人は流されてしまいやすく、自分の中の心の拠り所もグラグラゆれてしまいがちです。
 
 
ぶれないところまで自分を磨くことはもちろんですが、そんな時は、原点に戻ります。
 
 
落ち着きがないなら、ゆっくり呼吸して、緊張しているなら、脱力、感情が揺れているなら、呼吸と体を実際に動かすことで、通常のリラックスしている状態になるべく早く戻すようにします。揺れている状態で行うことは、あまりよい結果を生み出しません。
 
 
自分の状態が戻ってきたら、再度、自分の越えられていない問題に向き合います。そうすると、ふと、こうしてみたらよい、こう考えてみたらよい、と違う視点から閃くことがあります。
 
そこまできたら行って問題が解決できるか、結果を検証していきます。
 
 
 
目標を見失わないこと、自分をリラックスできているよい状態にしておくこと、とても大切な原点です。
 
             eye